私がヨガを始めてよかったことはたくさんありますが、中でもびっくりしたのが「身長が伸びた」ことです。
もともと反り腰気味で、脚もO脚気味だったのですが、ヨガを続けていくうちに姿勢が整い、脚のラインもきれいになってきました。その結果、なんと身長が2cmアップ!姿勢を正すことで骨格が本来の位置に戻り、体が本来の長さを取り戻したのだと思います。
もしかしたら、皆さんも「正しく立つこと」で、身長が少し伸びるかもしれません。
今回は、ヨガの視点から美しい立ち姿をつくる5つのポイントをご紹介します。
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正しい姿勢で立つ方法(タダーサナ/山のポーズ)
1. 足
まず、左右のかかとを揃えます。バランスがとりにくい場合は肩幅に開いてOK。そのとき、つま先はまっすぐ正面に向けましょう。
親指のつけ根・小指のつけ根・かかとの3点に均等に体重をのせるイメージで立ちます。
2. 脚
太ももの皮膚を外側に回すように意識して、膝がまっすぐ前を向くように整えます。これだけでも脚のラインがすっきりします。
3. お腹
お腹は軽く上に引き上げるように。下腹部を意識的に引き込むことで、反り腰の改善にもつながります。
4. 肩甲骨
一度肩をぐるっと回してから、肩甲骨を背中の中央に寄せて、肩をストンと落とします。このとき、肋骨が前に出すぎないよう注意しましょう。
5. 頭
耳と肩が一直線になる位置に頭を置き、目線はまっすぐ前に。首の後ろが詰まらないように気をつけて。
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姿勢のチェックポイント
正しい姿勢は、横から見たときに「耳・肩・腰の出っぱった骨・膝・かかと」が一直線に並んでいる状態です。
後ろ向きで壁に立ち、頭・背中・お尻・かかとが自然に壁に触れるかを確認してみましょう。
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最近はスマホやPCの影響で、顔から肩にかけて前に出ている方がとても多いです。
この前かがみの姿勢は、肩こりや腰痛の原因になるだけでなく、内臓を圧迫して呼吸や消化機能にも影響を与えることがあります。
ぜひ一度、ご自身の姿勢を見直してみてください。
ちょっとした意識の積み重ねが、心と体に大きな変化をもたらしてくれますよ。
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