Rome wasn’t built in a day.

Emily in Paris の新シーズン、もうすぐ始まりますね！
洋ドラ大好きな私は、指折り数えて公開日を待っています（＾＾）

Season 5 の舞台はローマ！
つい先ほど予告編を見たら、Emily が言っていたこの一言が心に残りました。

“Rome wasn’t built in a day.”（ローマは一日にして成らず）

世界中で愛されることわざで、
「大きな成果には時間がかかる」「焦らずコツコツ続けよう」という意味があります。

今週のお題は「学生たちから学んだこと」。
私はカフェトーク講師歴が 11 年になるのですが、長く続けていると、
「コツコツ続けるって、本当に力になるんだな」と実感する場面ばかりです。

初めて会ったときは小学生だった生徒さんが、
今は大学受験のレッスンを受講していたり。

かつての生徒さんが夢だったアナウンサーになったり、
希望していた大学に合格したり、
留学を決意されたり、
「英語は今や得意科目！」と胸を張って言ってくれる方もいます（＾＾）

みんなが積み重ねてきた時間の上に今があり、
その喜びを講師として一緒に分かち合えることは、私にとっても大きな幸せです。

この “Rome wasn’t built in a day.” という言葉は、
私自身の学生時代を思い出させてくれます。

高校生のとき、英会話スクールで
「生徒 2 人＋先生 1 人」のほぼマンツーマンに近いレッスンを受けていました。

そのとき、もう一人の生徒さんがとても上手で、
私は先生の言っていることが半分も分からず、
言いたいことも全然英語で出てこない…。

順調にレベルアップしていたものの、
急に難しいクラスに上がって、壁にどーんとぶつかった時期でした。

「英語は得意」と思っていたのに、
「自分ってこんなに出来ないんだ…」と悲しくなり、
胸がぎゅっと苦しくなって、

授業中に涙がポロリと出てしまったことがありました。

本気で「私には無理かもしれない」と思った瞬間でした。

でも今なら分かります。あの時の私は、ただ
「Rome wasn’t built in a day」の途中にいただけなんだと。

発音も、語彙も、スピーキングも、一夜で身につくものではありません。

それでも、
週1回のレッスン、毎日の数分の積み重ねが、確実に未来の自分につながっていきます。

Emily の言うように、大きな成果には時間がかかるけれど、その途中で泣いたって、つまずいたって大丈夫。

大事なのは、今日も一歩、前へ進むこと。

もし英語がうまくいかない日があっても、焦らないでください。
そんな日があっても大丈夫。

あなたの “Rome” は今日も少しずつ、確実に築かれています。

そして、私もかつて同じように悩んでいたからこそ、今がんばっているあなたを心から応援します♪

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