【ピアノ】最初は大変だけど、忘れにくい暗譜のやり方
こんにちは。ピアノスクールかなでのかなです。
今日は暗譜の話をします。
暗譜って、「いつの間にか覚えてた」なんてこともありますが、
本番でしっかり頼れる記憶にするには、
ちゃんと向き合う時間が必要になってきます。
そして、私が一番効果を感じている方法が、
弾かずに思い出す練習です。
ある程度弾けるようになったら、
手を止めて、片手ずつ頭の中で思い出す。
右手だけ、左手だけで、“書き起こす”ようにたどってみる。
これ、最初はなかなか大変です。
「この音、なんだったっけ…」と止まることも多いし、
思い通りに進まないこともあります。
でもそのぶん、
そこで一生懸命たどった記憶は、本当に忘れにくい。
何となく手が覚えていた場所より、
「考えて思い出そうとした場所」のほうが、ずっと定着します。
だから私は、両手である程度弾けるようになったら、
できるだけ早くこの方法を取り入れるようにしています。
そしてもうひとつのコツは、
毎回両手で通して弾くだけにしないこと。
頭の中で思い出す時間を、少しでも取る。
これをやっていると、
「自分はどこがあやふやなのか」が自然と見えてきます。
最初は手間がかかるけれど、
その積み重ねが本番での安心感につながる。
今日も読んでくださってありがとうございました。
明日もまた、少しずつ続きを書いていきますね。
かな
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