僕は韓国語を教えながら、今も学習を続けています。
そんな中で、心理学を学べば言語をより効果的に習得できるのではないか、そして言語を学ぶことで人間の心理もより深く理解できるのではないかと考えるようになりました。
実際に調べてみると、これまで感覚的に実践していた学習方法が、心理学の研究と結びついていることもあります。
そこで今回から、韓国語学習に役立ちそうな心理学の知識を、いくつかのコラムに分けてご紹介したいと思います!
第1回:自己参照効果
今回ご紹介するのは「自己参照効果」です。
簡単に説明すると、情報を自分自身の経験や知識と結びつけることで、記憶に残りやすくなる現象です。
2025年に発表された外国語の単語学習に関する研究でも、自分に関連づけて覚える方法によって、記憶成績が向上することが報告されています。
皆さんは、こんな経験はありませんか?
単語帳で何度も見た単語はなかなか覚えられないのに、ドラマの感動したシーンや、自分の経験と重なったセリフは不思議と覚えている。
僕自身も、こうした経験がよくあります。
実は、この研究を知る前から、感覚的に効果があると感じて実践していた方法があります。
僕はドラマやYouTubeを見ていて、知らない単語や表現が出てきたら単語帳に記録する習慣があります。
その際、韓国語と日本語訳だけでなく、どんな場面でその表現が使われていたのかも簡単にメモしています。
数値的に効果を検証したわけではありませんが、単語を見たときに、その場面や感情も一緒に思い出せるような感覚があります。
もちろん、これは自己参照効果だけで説明できるものではないと思います。
ただ、ここからもう一歩進んで「自分だったらどんな場面でこの表現を使うだろう?」と考えてみるのも面白そうです。
単語をただ暗記するのではなく、自分の経験や日常に結びつけてみる。
そうすることで、覚えるための単語が、少しずつ自分自身の言葉になっていくのかもしれません。
皆さんも、次に新しい韓国語の表現に出会ったら、ぜひ一度試してみてください!
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