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第28回:同じ70点でも意味が違う|平均点と順位から分かること

じゅんじ / John

テストで70点を取った。
 
「70点か。もう少し頑張ってほしいな」
と思うことがあるかもしれません。
 
でも,同じ70点でも,
意味は同じではありません。
 
平均点が50点のテストで70点。
平均点が75点のテストで70点。
 
どちらも70点ですが,
見え方はかなり違います。
 
■ 良い方の数字を「採用」する
 
私は,テスト結果を見る時,
 
・点数
・平均点
・順位
・前回との比較
 
を見ます。
 
ただし,目的は
細かく評価することではありません。
 
子どものやる気につながる数字を見つけるためです。
 
たとえば,
 
今回70点
平均点75点
前回60点
なら,
 
「平均点より5点低いね」
ではなく,
 
「前回より10点上がったね!」
でいいと思います。
 
反対に,
前回80点
今回70点
でも,
 
前回は平均+5点
今回は平均+10点
なら,
 
「点数は下がったけど,
平均点と比べると前回より5点も上だね!」
と言えます。
 
つまり,
良い方を“採用”する。
これでいいと思います。
 
■ 必要なら,バッド・グッド

一般に,
悪いことを先に伝え,
良いことを最後に伝える方法を
「バッド・グッド」と呼ぶことがあります。

たとえば,

「今回は平均点には届かなかったね。
でも,前回より15点も上がったね!」
です。

反対に,
「15点上がったね。
でも,まだ平均点には届いていないね。」
では,最後に不足が残ります。

子どものやる気を考えるなら,
良かったことを最後に残す。

その方が前向きになりやすいと思います。

■ でも,「グッドだけ」でもいい

もっと大切なのは,
悪かったことを必ず言う必要はない
ということです。

平均点より低くても,
前回より15点上がったなら,
「前回より15点も上がったね!」

それだけで十分なこともあります。

社会人なら,仕事の中で,

何を伝えるか
何をあえて伝えないか
どの順番で伝えるか
を考えていると思います。

その伝え方を,
お子さんにも使ってみてください。
 
■ ここで,伸びる子の親あるあるです
 
伸びる子の親は,
悪かった数字から探しません。
 
・前回より上がった
・平均点との差が良くなった
・順位が上がった
 
その中から,
良かった数字を見つけて“採用”します。
 
課題を見るのは,そのあとでいいと思います。
 
テスト結果を見る目的は,
「次もやってみよう」
と思える材料を見つけること。
 
必要なら,バッド・グッド。
 
でも,
グッドだけで十分なら,グッドだけ。
 
私は,それでいいと思っています。
專欄文章僅為講師個人觀點,不代表 Cafetalk 立場。

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