日本語・韓国語講師の Hayoung_Eikoです ^ ^
恋人から素敵な靴をプレゼントされたら、
皆さんはうれしいですか?
自分の好みを覚えていてくれたり、
似合いそうなものを一生懸命選んでくれたり。
そんな気持ちが伝わってきたら、
さっそく履いて一緒に出かけたくなりますよね♪
ところが、韓国ではその「靴」が、
ちょっと厄介な意味を持つこともあるんです。
韓国には昔から、こんな言い伝えがあります。
애인에게 신발을 선물하면
도망간다.
恋人に靴をプレゼントすると、
その靴を履いて逃げていってしまう。
つまり、恋人が自分のもとから去ってしまうという迷信なんです。
えっ、せっかく選んだ靴で逃げられちゃうの!?(笑)
もちろん、韓国の人がみんな本気で信じているわけではありません。
それでも、恋人への贈り物となると、縁起を気にする人もいるようです。
でも、靴ってプレゼントにぴったりだと思いませんか?
サイズや好みを知っているからこそ選べるものですし、
何より、気に入った靴で一緒に
いろいろな場所へ出かけられたら素敵ですよね。
そんな贈り物が「別れ」を連想させるなんて、
なんだかもったいない話です。
ところが!
この迷信には、ちょっと面白い「抜け道」もあるそうです。
それは、靴を受け取る相手から少額のお金をもらうこと。
例えば100ウォン程度のお金を受け取れば、
プレゼントではなく「買ったこと」になるので、
縁起の悪さを避けられるという考え方なんです。
なるほど、その手があったか!(笑)
靴を贈ると逃げていく。
でも、靴を贈りたい気持ちは諦めない。
迷信を気にしながらも、ちょっとした工夫で折り合いをつける。
誰もが実践している習慣というわけではありませんが、
なんとも人間らしい発想ですよね。
そういえば、日本にも「櫛(くし)」は
「苦」や「死」を連想させるため、
贈り物には向かないという言い伝えがあります。
結婚祝いで「切れる」「別れる」といった言葉を避けるのも、
似た感覚でしょうか。
国が違っても、大切な人との縁を守りたいという気持ちは、
案外似ているのかもしれません。
考えてみれば、縁起を担ぐのも、
相手との関係を大事にしたいからこそ。
そう思うと、少し微笑ましく感じられます。
さて、皆さんならどうしますか?
恋人が欲しがっていた素敵な靴を見つけたら……
迷信を気にせずプレゼントしますか?
それとも、念のため100ウォン、いただいておきますか? ^ ^
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