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昭和は反復、平成は効率、令和は自分らしく?|語学学習の“時代”を考える

Hayoung_Eiko

日本語・韓国語講師の Hayoung_Eikoです ^ ^


日本では、西暦とともに「元号」という
日本独自の年の数え方が使われており、
現在は、天皇一代につき、一つの元号が用いられます。


「昭和」は1926年から1989年まで。

「平成」は1989年から2019年まで。
「令和」は2019年から現在まで続く時代です。


でも、「昭和」「平成」「令和」は、
カレンダーの上で時代を区切るだけの言葉ではありません。


それぞれの時代を象徴する文化や価値観まで表すことがあります。


「それ、昭和だね」


そんな言葉を聞くことがあります。


昔ながらの喫茶店やレトロな雑貨を見て言うなら、
どこか温かく、懐かしい響き。

一方で、
根性論や厳しい上下関係に対して使えば、

「その考え方は、今の時代には合わないのでは?」

という、少し批判的な意味にもなります。


では、

「平成だね」
「令和だね」

と言われたら、どんな印象を受けるでしょうか。


「昭和だね」は、遠い時代として感じる古さ。

温かさにも、批判にもなる言葉。


「平成だね」は、自分の記憶とつながった懐かしさ。

少し前まで当たり前だったものを振り返る言葉。


そして
「令和だね」は、現在進行形の変化や新しさに触れて、

「今はそんな時代なんだ」

と驚く言葉なのかもしれません。


もちろん、時代を三つの言葉だけで分けることはできません。


それでも、それぞれの時代に大切にされてきた価値観は、
私たちの考え方や行動に、少しずつ表れているように思います。


では、語学学習にも「昭和」「平成」「令和」はあるのでしょうか。


昭和型の学習と聞いて思い浮かぶのは、繰り返しです。

単語を何度も書く。
文章を暗記する。
声に出して繰り返し読む。

「覚えるまで練習する」という、とてもシンプルな方法です。


一見すると古く感じられるかもしれませんが、
反復によって基礎を定着させることは、今も変わらず大切です。


ただし、

「つらくても我慢する」
「できないのは努力が足りないから」

と考え始めると、学習は根性論へと変わってしまいます。


繰り返すことには意味があっても、
苦しむこと自体に意味があるわけではありません。


平成になると、教材や学習法の選択肢が増え、

「どうすれば、もっと効率よく学べるか」

が意識されるようになりました。


書店で教材を比較し、テレビやCDで学び、
インターネットで勉強法を調べる。


自分で情報を集め、方法を選べるようになったことは、
大きな変化だったと思います。


その一方で、

「いちばん効果的な教材は?」
「最短で話せる方法は?」
「結局、どの勉強法が正解?」

と探し続け、勉強することよりも
“正解探し”に夢中になってしまうこともあります。


効率のよい方法を知ることと、
その方法を続けられることは、また別なのですよね。


そして令和。

オンラインレッスン、動画、アプリ、AIなどを使い、
場所や時間を選ばずに学べるようになりました。


学ぶ目的も、得意な方法も、人それぞれ。

一つのやり方に全員を合わせるのではなく、
その人に合う形へ調整することが大切にされています。


間違いを責めるのではなく、安心して話せる環境をつくる。

これも、令和らしい学び方の一つかもしれません。


ただ、「自分に合う方法」が、
いつも「楽な方法」と同じだとは限りません。


発音できるまで何度も声に出したり、
うまく伝わらなくても会話を続けたり。

言葉を身につけるためには、
少し負荷のかかる練習が必要なこともあります。


便利な道具が増えても、実際に覚え、考え、使うのは、
やはり自分自身です。


こうして考えてみると、
どれか一つの時代を選ぶ必要はなさそうです。


昭和型の、粘り強く繰り返す力。


平成型の、情報を集めて方法を工夫する力。


令和型の、自分に合う形へ調整する柔軟さ。


反復するだけでもなく、
効率だけを追い求めるのでもなく、
「自分らしさ」を楽なほうへ逃げる理由にもしない。


それぞれのよいところを、自分に必要な分だけ取り入れていく。


それが、今の時代だからこそできる学び方なのではないでしょうか。


新しい方法が、いつも自分にとって最良とは限りません。

昔ながらの方法でも、今の自分に役立つなら、もう一度取り入れてみる。

そして、
合わなくなったものは、無理に抱え続けなくてもいい。


昭和の粘り強さと、平成の工夫と、令和の柔軟さ。


時代を一つに決めなくても、
私たちはそれぞれのよさを携えて、
自分の言葉を少しずつ育てていけるのだと思います ^ ^

专栏文章仅为讲师个人观点,不代表 Cafetalk 立场。

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