日本語・韓国語講師の Hayoung_Eikoです ^ ^
この夏、韓国で多くの人に会い、
たくさん話して、笑って、
いろいろなことを感じて帰ってきました。
帰国してからは、韓国語のレッスンでも自然と旅の話に。
不思議なのは、同じ旅行の話でも、
相手によって思い出す場面が少しずつ違うこと。
懐かしい街の話。
旅先で出会った人たちの話。
そこから人生や人とのつながりについて、
思いがけず話が深くなることも。
そんな時間を重ねるうちに、
私の中には新しい韓国語がいくつも増えていました。
その中でも旅の記憶と一緒に残った言葉を
いくつか選んでみました^^
인복이 있다
「人に恵まれている」という意味の表現です。
旅で出会った人たちのことを話していたときに
ある先生から教えていただいて
ああ、今の自分にそっと寄り添ってくれる言葉だな、
と感じました。
이번 여행에서도 좋은 분들을 많이 만나서
저는 정말 인복이 있는 것 같아요.
今回の旅行でも素敵な方々にたくさん出会えて、
私は本当に人に恵まれている気がします。
여운이 남다
「余韻が残る」。
出来事が終わったあとも、
そのときの感動や気持ちが心に残っていることを表します。
여행이 끝난 지 며칠이 지났는데도
아직 그때의 여운이 남아 있어요.
旅行が終わって数日経った今も、
まだあのときの余韻が残っています。
감회가 새롭다
昔の出来事や場所に再び触れたとき、
過去の記憶と今の自分が重なって、
改めてさまざまな思いが湧いてくること。
ただ懐かしいだけではなく、
時間を経たからこそ湧いてくる感慨があります。
오랜만에 예전에 자주 다니던 거리를 다시 걸으니
감회가 새로웠어요.
久しぶりに昔よく歩いていた街を再び歩いてみると、
感慨深いものがありました。
정겹다
懐かしさと親しみがやわらかく重なる、温度のある言葉です。
人や街、風景などから感じる
「정(情)」の温かさが込められた言葉です。
오랜만에 찾은 동네의 정겨운 풍경을 보니
마음이 따뜻해졌어요.
久しぶりに訪れた街の、どこか懐かしく温かな風景を見て、
心まで温かくなりました。
人とのご縁。
旅の余韻。
昔と今が重なる感慨。
そして、人や街から感じる温かさ。
こうして並べてみると、
どの言葉にも、私自身の記憶につながる景色があります。
そして不思議なのは、
こうして出会った言葉は、
言葉を“覚える”というより、もともと心の中にあった気持ちに
名前がついたような感覚でした。
「あ、この気持ちをこう言うんだ」
それだけで、すっと自分の中に入ってくる。
そんな感覚に近いのかもしれません。
そして今回、もう一つ印象に残ったことがありました。
旅の話をする私を見て、
韓国から何か「明るいもの」を持って帰ってきたように見える、
と言ってくださった方がいたんです。
自分ではまったく意識していなかったので、
ちょっとびっくりして、心がふっと明るくなりました^^
どうやら人との出会いについて話しているとき、
私はずいぶん楽しそうに笑っていたようです。
そこで教えていただいたのが、
笑顔や笑い、表情といった「非言語的なもの」も、
会話を生き生きと伝える大切な表現だということ。
なるほど……
韓国語を勉強していると、
自然な表現、発音、語彙……と、
ついつい欲張りになります ㅎㅎ
でも会話には、
単語や文法だけでは測れないものもある。
言葉だけでは届かない部分を、
表情や声の温度がそっと補ってくれることがあります。
うまく言葉が見つからないとき、
表情がその続きを伝えてくれることもある。
そして相手が笑えば、
こちらからもまた、次の言葉が出てくる。
それもきっと、
「話す力」の一つなんですよね。
今回の旅は、
韓国語を勉強するための旅ではありませんでした。
それなのに帰ってきてみたら、
知らなかった韓国語がいくつも私の中に残っている。
なんだか、それが面白い。
話したいことがあると、韓国語は増えていく。
そして、そんなふうに出会った言葉には、
意味だけではなく、
そのときの顔や声、景色まで一緒についてくる。
次はどんな言葉が、
どんな風景と重なって心に残るのでしょうか^^
そんな出会いも楽しみにしながら、
これからも韓国語で、
ゆっくりと新しい景色を重ねていきたいと思います。
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