「お言葉(ことば)に甘(あま)えて」ってどういう意味(いみ)?
「お言葉(ことば)に甘(あま)えて」は、
だれかがやさしく「どうぞ」「いいですよ」といってくれたときに、
その相手(あいて)の気持(きも)ちを「ありがとう」とおもって、うけとって
行動(こうどう)するときに使(つか)う言葉です。
相手(あいて)がくれた、しんせつな言葉をありがたくうけとって、
「それでは遠慮(えんりょ)しないでそうしますね」という気持ちをあらわしています。
日本語では、相手のやさしさに感謝(かんしゃ)しながら行動することを大切(たいせつ)にします。
「お言葉に甘えて(おことばにあまえて)」は、
その気持ちをきれいに伝(つた)える言葉です。
どんなときに使う?
この言葉は、相手(あいて)が何かをすすめてくれたときによく使います。
たとえば、「どうぞ食べてください」「わたしも、手伝いますよ」
このようにあなたが言われたとき、
”あなたの親切なきもち、うれしい!ありがとうございます。じゃあ、おねがいします”
という気持ちで「お言葉に甘えて」を使います。
少し丁寧(ていねい)な言い方なので、
友だちよりも先生(せんせい)、同僚(どうりょう)、
お客様(きゃくさま)などに使うことがおおいです。
よくある使い方「お言葉に甘えて、〜します」
「お言葉に甘えて」は、「お言葉に甘えて、~します」という使い方もします。
これは「あなたが言ってくれたので、そうします」という意味です。
例文
お言葉に甘えて、少し休ませていただきます。
お言葉に甘えて、今日(きょう)は、はやく帰(かえ)ります。
じっさいの会話の例をみてみましょう
会話(かいわ)のなかでは、つぎのように使(つか)います。
A Bさん、つかれているでしょう。今日は、はやく帰(かえ)ってくださいね。
B ありがとうございます。お言葉に甘えて、さきに失礼(しつれい)します。
A 遠慮(えんりょ)しないで、ケーキをたべてください。おいしいですよ。
B では、お言葉に甘えて、いただきます。
日本らしい、やさしい表現
「お言葉(ことば)に甘(あま)えて」は、日本語らしいやさしい表現(ひょうげん)です。
相手の気持ち、言葉(ことば)を大切にして、
「ありがとう」と「それではそうします」というきもちを
いっしょに伝(つた)えることができます。
ぜひ「お言葉(ことば)に甘(あま)えて」をつかってみてください。
自然(しぜん)であたたかい日本語になります。
