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フランス人が新年になってもクリスマスツリーを片付けない納得の理由

Shibashiba

おそらくフランス以外のヨーロッパでも同じだと思うのですが、年が変わってもクリスマスの飾りはそのままです。

決して不精だからではありません!

実は、クリスマスのお祝いは12月でおしまいではないのです。

ガレット・デ・ロワってどんなお菓子?

 

最近、日本でも洒落たケーキ屋さんで見かけるようになったガレット・デ・ロワ。直訳すると王様たちのガレット。



フランスやベルギーでは、12月の終わりから1月の初めまでお店で売っています。地方によってレシピは異なり、写真のようなパイもあれば、大きなブリオッシュの輪になっているものもあります。共通点は、

1 切り分けて食べる丸いお菓子である。
2 中に陶器等の小さなオブジェ(フェーヴという)が入っている。

お店で買うと、写真のような紙の王冠がついてきます。家族や友人とテーブルを囲み、ガレットを分かち合うのがこの季節の楽しみのひとつ。フェーヴが入っている一切れが当たった人は、その日の王・女王ということになります。子どもはもちろん、大人でも冠を被ります。

いつだったかベルギーのベーカリーで買ったときは、フェーヴとして小さなスマーフが入っていました。あれはどこへ行ってしまったのやら…



フェーヴとはソラマメのことで、最初は本当に硬い豆を入れていたらしいですね。

「公現祭(公現節)とは」

さてこのお菓子、本来は1月6日に食べるもの。この日はキリスト教で公現祭(公現節)と呼ばれ、いわゆる「東方の三博士」が幼子イエスを拝みにやってきたとされる日です。
この日を過ぎると、ようやくクリスマスが本当に終わり、学校が再開します。

クリスマスの飾りはそれまで片づけないというわけです。

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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