サムネイル

ワイマール・イェーナ音楽学研究所 年次発表!

S.Takagawa

こんにちは!音楽理論講師の高河です。

ドイツについて3日目、鍋やポットなどの食器や、食料を買ったり、部屋を整理したり、散歩して土地を頭に入れたりと、ドイツでの生活を少しずつ開拓しているところです。

しかし早速来週月曜日から、ワイマール音楽学研究所の年次発表が開催され、マンハイムで音楽理論を学ぶ友人と参加してきます。

年次発表では、研究発表、討論、コンサートなどのさまざまなイベントが、
6日から4日間、毎朝9時から21時まで、合計13ヶ所の会場で同時進行で開催されます。
その数なんと120以上!そして事前配布される資料も220ページを超えるものです。
そんな圧巻の充実度には、さすがドイツ、と舌を巻きました。

しかし体は一つ、参加できるものは限られているので、あらかじめ興味あるものを絞り込んでいきます。
「新しい楽曲分析のハンドブック」
「音楽・アイデンティティ・社会の衝突」
「18世紀の伝統と革新の狭間におけるヨーゼフ・フックスの弁証法」
「資本主義精神から生まれた音楽」
「研究と教授におけるAI」
「19世紀のピアノトリオにおける民主主義の実現」
など、興味深いものばかり!読んでいるだけで心臓がバクバクしてきます。

授業などもあるので、参加したくてもできないものもあり歯痒くもありますが
(もちろん授業もすごく楽しみです!)、
4日間、頭と耳と足を最大限に使って、吸収してきたいと思います!
また学会の様子も後日レポートしたいと思います。
それではお読みくださりありがとうございました!
また次回もお楽しみに〜

P.S.
散歩の途中できれいな公園を見つけました^^

保存リストに追加済み

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

コメント (0)

ログインして、コメント投稿 ログイン »

出身国:

居住国:

教えるカテゴリ

講師の言語

日本語   ネイティブ
英語   不便を感じない
ドイツ語   日常会話程度

S.Takagawa講師の人気コラム

  • コードチェス

    学生時代Jacob Collierが好きで、彼が発掘して楽曲に取り入れたネガティブハーモニーの解説を卒論にも取り入れたくらいなんですが、彼の微分音和声を採譜しているJune Leeというアメリカの学...

    S.Takagawa

    S.Takagawa

    2
    2497
    2024年5月8日
  • 2024年もありがとうございました

     先日は朝から、町田の版画美術館で「両対戦間のモダニズム」展をみて、午後はお世話になった大学時代の先生のコンサートに伺いました。  町田駅は大学時代に住んでいた立川にも似た雰囲気で活気がありまし...

    S.Takagawa

    S.Takagawa

    0
    1242
    2024年12月22日
  • オペラ『カルメン』の心理描写

    今週は新国立劇場でオペラ『カルメン』を見る機会がありました。   現代日本に舞台を移した新演出になっていたので、兵隊の代わりに日本の警察にいるホセが、ロマの代わりにクラブの悪い仲間と悪事に手を染める...

    S.Takagawa

    S.Takagawa

    0
    886
    2025年3月9日
  • ワイマール・フランツリスト音楽大学 大学院に入学します!

    いつもご受講ありがとうございます。 少しずつ秋が近づいてくるのを感じますね。   実はこの度、ワイマール・フランツリスト音楽大学 大学院 音楽理論学科に入学が決定し、 10月1日からドイツに移住す...

    S.Takagawa

    S.Takagawa

    2
    162
    2025年9月20日
« 全講師コラム一覧へ戻る
お気軽にご質問ください!