私たちは毎日、2万回以上も呼吸をしています。
でも、その呼吸──実はとても浅くなっていませんか?(・・;)
浅い呼吸が続くと、首や肩に余計な力が入りっぱなしになり、
肩こりやストレートネック、巻き肩、反り腰など…
気づかないうちに色んな不調につながってしまうんです。
でも逆に、「深く呼吸できるようになる」ことで、
こうした悩みが少しずつラクになっていくことも、最近の研究ではわかってきています。
◆呼吸の8割は“横隔膜”が担当
「呼吸=肺」だと思っている方も多いかもしれませんが、
実はその動きを支えているのは**“横隔膜(おうかくまく)”**という筋肉なんです!
横隔膜は、肋骨の下あたりで胸とお腹を分けるように張っている、ドーム型の筋肉。
息を吸うときにグッと下に下がって肺に空気を送り込み、
吐くときにふわっと緩んで元に戻る…
そんな働きを1日中ずーっとしてくれています( ´ ▽ ` )
◆呼吸が浅くなると何が起きるの?
現代の生活では、スマホやPC、デスクワークの影響で猫背や反り腰になりがちです。
こうなると、肋骨や骨盤のバランスが崩れ、横隔膜がうまく動けなくなってしまいます。
するとどうなるかというと…
・首や肩の筋肉で代わりに呼吸しようとする
→ 肩こり・首こりにつながる
・胸が広がらなくなる
→ 巻き肩や猫背につながる
・体幹が安定しない
→ 骨盤が前に傾き、反り腰に
…と、全身にどんどん悪影響が連鎖してしまうのです(>_<)
◆カギは「吐くこと」からスタート!
呼吸を深くしたい!と思うと、「いっぱい吸おう」としてしまいますよね。
でも実は、まず大事なのは“しっかり吐き切る”ことなんです。
なぜなら、息を吐いたときに横隔膜は緩んで、本来の位置に戻るから。
しっかり吐けていないと、横隔膜は縮んだまま固まり、深い呼吸ができません。
しっかり吐けるようになると…
・お腹まわりのインナーマッスル(腹横筋など)が自然に働く
・肋骨や骨盤が安定して、姿勢が整いやすくなる
・自律神経も整って、疲れにくい体に
そんな嬉しい変化が、じわじわと起こってくるんです(´︶`)
◆今日からできる♪簡単呼吸エクササイズ
1)仰向けや椅子に座ってリラックス
2)鼻から4秒吸って、口からゆっくり6〜8秒かけて吐く
3)吐き切ったあとは、自然に吸えるのを待つ(吸おうとしない)
4)お腹や肋骨がやさしく動くのを感じてみましょう♪
1回たった1分でもOK!
朝や寝る前のリセットタイムにぜひ取り入れてみてくださいね◎
◆まとめ
姿勢や不調を整えるには、呼吸から見直すのがとても効果的。
特に「吐く息」に意識を向けるだけで、
横隔膜がしっかり動き、肩や腰への負担もラクになります。
「なんだか呼吸が浅いなぁ…」
「姿勢が気になるなぁ…」というときこそ、まずは吐くことから始めてみてください(^^)
体の内側から変わる感覚、きっと感じられるはずです♪
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