こんにちは。
今回は、どこでも・誰でも・今すぐできる、とてもシンプルなヨガの呼吸法「プラーナヤーマ」をご紹介します。
この呼吸法は、副交感神経を優位にして、リラックス効果が期待できるものです。
ヨガのレッスンでも取り入れていますが、普段の生活にも取り入れやすいので、ぜひ試してみてください。
ヨガにおける「呼吸」の役割
ヨガでは「呼吸=プラーナ(生命エネルギー)」と考えられています。
呼吸を整えることは、心と体のバランスをととのえることにもつながります。
ポーズをとらなくても、呼吸に意識を向けるだけで十分に“ヨガ”になります。
シンプルな呼吸法のやり方
私がよく行っているのは、以下のような呼吸法です。
鼻から8秒吸って、鼻から8秒吐く。これだけです。
やり方はとても簡単です。
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楽な姿勢で座るか、仰向けに横になる
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鼻からゆっくり8秒かけて息を吸う
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同じく、鼻から8秒かけて吐く
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これを数回くり返す(2〜5分でも十分です)
無理に深く呼吸しようとせず、心地よく呼吸できるペースを見つけてみてください。
呼吸が苦しく感じたら
もし途中で呼吸が苦しく感じたら、姿勢を見直してみましょう。
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背中をスッと伸ばす
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肩甲骨を軽く寄せて、肋骨が前に出ないようにする
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坐骨(おしりの骨)でしっかり床をとらえる
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耳と肩が一直線になるよう意識する
姿勢が整うと、呼吸もしやすくなります。
また、鼻が詰まっていて鼻呼吸が苦しい場合は、無理せず口呼吸に切り替えてください。
最後に
疲れている日や、気持ちが落ち着かない夜こそ、
まずは「呼吸に意識を向ける時間」をとってみてください。
マットもポーズも必要ありません。
深く呼吸するだけで、心と体がゆるんでいくのを感じられるはずです。
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