最近、「朝からなんとなくだるい」「夜ぐっすり眠れない」という声をよく耳にします。
気温と湿度が高く、室内と外の温度差もあるこの季節は、体も心も知らず知らずのうちに疲れがたまりやすくなります。
私自身も、この時期は「なんかやる気が出ないな」と感じることがあります。
そんなときは、無理に頑張ろうとせずに、少しだけ立ち止まって、自分の呼吸に意識を向けてみます。
深く吸って、ゆっくり吐く。
ただそれだけで、気持ちが少しだけ落ち着いたり、体の力が抜けたりすることがあります。
夏の不調の原因のひとつに、自律神経の乱れがあります。
特に交感神経(活動モード)が優位になりすぎて、リラックスのスイッチ(副交感神経)がうまく働かなくなると、眠りが浅くなったり、疲れが抜けにくくなったりします。
ヨガでは、呼吸やゆるやかな動きを通して、この自律神経のバランスを整えることができます。
レッスンでは、仰向けで行う簡単なポーズや、背中や股関節をほぐす動きを取り入れながら、呼吸を深めていきます。
体を動かすというより、「今ここにいる自分にやさしくする」そんな時間です。
もし、「ちょっと疲れたな」「リセットしたいな」と感じたら、ぜひヨガの時間を取り入れてみてください。
難しいことは何もなくて、呼吸とほんの少しの動きがあれば、十分に効果があります。
夏の終わりに向けて、心と体を整えるリセット習慣、はじめてみませんか。
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