かなでピアノスクールのかなです。
発表会で、「弾く直前まで大丈夫だったのに、舞台に立った瞬間、頭が真っ白になった」
そんな経験がある人、多いんじゃないでしょうか。
この「真っ白」、なぜ起こるかというと、脳の中に“今なにをするか”が入ってないからなんです。
緊張って、空白にスルスルと入り込んでくるんですよね。
だからこそ、最初から“脳にやることを持たせておく”ことが本当に大事。
私が生徒にも伝えているのは、**「本番前に、ここだけはこう弾きたいって場所を、絶対に3つ決めておく」**という方法。
たとえば、
・この1小節の終わりだけは柔らかく抜く
・ここは1拍長めに呼吸をとる
・このフレーズは語りかけるように入る
みたいな小さなこだわりを、具体的に記憶しておく。
で、本番ではそれを**“思い出す”作業に集中する。**
すると不思議なことに、**「あ、今この部分だった!」「よし、ここを思い出して弾こう」**って、
緊張どころじゃなくなってくるんです。
これは、「緊張しないようにしよう」ではなくて、
“緊張に意識を持っていかれる隙をなくす”というやり方。
しかも、「3つのポイントを覚えておく」っていうのがちょうどよくて、
1つだと忘れるし、5つだと負担が大きい。
3つくらいだと、緊張しててもギリギリ頭に残ってるんです。
それを1個ずつ実行してるうちに、脳がそっちで手いっぱいになって、緊張が入り込む場所がなくなってくる。
つまり、「思い出すこと」で頭の中を埋める=緊張に入り込ませない防御壁をつくるってことです。
これ、ほんとに効果あります。
私も本番のとき、自分で決めたその3つをただ実行することに集中して、
気づいたら曲が終わってたっていうこと、何度もあります。
「弾けるかどうか」じゃなくて、「思い出せるかどうか」が本番を支えてくれることもある。
そう思って、“思い出す準備”を、ちゃんと練習と同じくらい大事にしてみてください。
かな
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