ピアノ上達|ppが弱すぎる人へ|力まず弱音を出すための“逆転練習法”

Kana K

ピアノ上達|ppが弱すぎる人へ|力まず弱音を出すための“逆転練習法”

かなでピアノスクールのかなです。

pp(ピアニッシモ)がきれいに出せない」「音が抜けて聴こえない」
そんな悩みを持つ人は少なくありません。

弱く弾こうとするほど、力んで音が出なかったり、音色がぼやけたり…
それ、実は**“弱く弾こうとしすぎ”が原因**なんです。


強弱記号を“逆にして弾く”ことで、ppの感覚が育つ

まずやってみてほしいのが、**「譜面に書かれた強弱をすべて逆にして弾く」**練習です。

・ffならppのつもりで
・ppなら思いきって強く出すつもりで
・その後、本来の強弱で弾きなおす

この練習で、「自分が出したい音と実際の響き」のギャップに気づくことができます。
そして何より、“力まずppを出す”ときの体の状態を再確認できるのが大きなポイント。


レガートやテンポの苦手にも応用できる“逆練習”

この「真逆にして弾く」方法は、以下にも効果的です:

  1. レガートがつながらない人 → スタッカートで一音ずつ確認

  2. テンポが速くて崩れる人 → 真逆の遅いテンポでていねいに

  3. 遅すぎて乗れない人 → あえて速く弾いて全体像をつかむ

ppに限らず、「できないときは逆から攻める」
こういう部分練習も取り入れて見てください。
かな

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