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インドへヨガ留学!RYT200を海沿いにあるリトリート地「プリー」でとった話〜VOL.3〜

Mikaloha


みなさんこんにちは!

7月に入り本格的に梅雨明けし、こちら石垣島も一気に夏らしくなってきました。

全国各地で緊急事態宣言が解除されてから、少しずつ観光で来られる方々の姿も増えてきたな〜と感じる最近です。(飲食店は閉まっているところはまだ閉まっていますが・・)


私も所用で7月の中旬は東京方面にしばらくいます。(その間ヨガやセッションもお休みとなります)

暑い日が続きますので、熱中症対策や食べる物、エアコンで体の冷やし過ぎに気をつけるなど体調管理にも気を配られてくださいね〜^^


ということで、インドヨガ留学のラスト記事です!長いので3回に分けて公開していますので、前の記事もぜひチェックされて見てください。


インドへヨガ留学!RYT200を海沿いにあるリトリート地「プリー」でとった話〜VOL.1〜の記事はこちらから

https://cafetalk.com/column/read/?id=198528&lang=ja


インドへヨガ留学!RYT200を海沿いにあるリトリート地「プリー」でとった話〜VOL.2〜の記事はこちらから

https://cafetalk.com/column/read/?id=205691&lang=ja



古代ヨガ×現代科学を複合させたWS(ワークショップ)

f:id:mikachi_n:20190924132253j:plain
WSの様子

ここではアーサナ実践クラス、そして座学によるヨガセオリーの授業で学んだことを科学的・近代的にも噛み砕いて復習+補足をしていく講義を受けることができます。

普段サンタナロッジでの生活や授業を受ける中でのサポートをされている坂本さん(日本人)によるワークショップです。

私の主観で感じたことになるのですが、やはり本場インド!!で受けられる授業は、より感覚的・スピリチュアル的な要素が大きいです。

私自身は幸いなことにフィーリング人間というか、理解できれば形はこだわらんというタイプなので、スピリチュアルでも化学的でも、どっちでも抵抗はありません。

ただあまりにもスピリチュアル用語をバンバン使われてもピンとこなかったり、ヨガはインドの宗教観や歴史にも関わってきますので、日本での生活で馴染みのない言い回しや習慣、考え方も多数出てきます

このWSではその部分をより近代的に、化学的根拠に基づいた方法で伝えてもらえます。

例を出すと、最近は科学者や様々な研究者達の間でも

「脳科学」「マインドフルネス」というワードや著書もちらほら出ていきていますが、そういったイメージです。
何にせよその名前や言い回しが違っても、ヨガの最終目的は共通しています。
伝え方、見せ方が違うだけです。

これは私自身の理解を深めるためにも、今後自分から人に伝えて行く時の手法として、とてもありがたいWSだったなあと感じています。

サンタナヨガ留学の詳細・HPはこちらから↓

https://indiasantana.net/travel/yoga/

 インドでの生活・休みの日の過ごし方

1日の自由時間はどれくらいあるの? インドでの生活・休みの日の過ごし方

f:id:mikachi_n:20190924123634j:plainジャガンナート寺院

自由時間といえばざっくり

・平日の授業の合間合間、1〜2時間くらい

・平日の夕方の実践クラスが終わってから18時〜寝るまで

・毎週日曜日丸1日


こんな感じです。

他の「14日間でRYT200を取得する」「日本で通いでRYT200を取得する」などと比べるとゆったりしていると言われますが、確かにゆったりしているので昼寝したり自習する時間はたくさんあります。
何より、45日間最低限の物を持って知らない土地で生活し、毎日規則正しい時間に起きてヨガをし、学び、寝るというこのリトリート環境でしか学べないことがたくさんあると思います。

私の場合、平日の日中は昼寝と自主勉強で忙しかったので(笑)
思いっきり遊ぶ時間は平日の夜と、日曜日でした。

気になるヨガ生活の中で食事はどんなもの?

f:id:mikachi_n:20190924121330j:plain朝ごはんのスープ・パン・チャイf:id:mikachi_n:20190924121404j:plain唐揚げ丼とセットの味噌汁f:id:mikachi_n:20190924121432j:plainパスタもある

朝食はお金を払わなくても、RYT200取得コースを受けるヨガ生は全員食べられます。
また、ここはインドの旅人も泊まることができる日本人宿なので、その宿泊者たちにも朝食はついてきます。

日本食〜パスタ〜インドカレーまでバリエーションがたくさんで、値段も100〜400ルピー(日本円で250〜600円)くらいです。
ゲストハウスのスタッフが作ってくれます。

味も日本人好みの味付けなので美味しいです。その時々で味の濃い薄いはありますが、調理場には醤油や日本の出汁、味噌なんかも揃っています。

インドで外食をする時はほぼカレーレストラン

f:id:mikachi_n:20190924121616j:plainプリーでは高級ホテルのレストラン「PRAMAD]f:id:mikachi_n:20190924121705j:plainカレーが美味しすぎて毎日カレー♪

外食に行くときは、宿から歩いたりリキシャーを使ったりしてレストランに行きます。
これ以外にも中華料理屋があったり、wifiがサクサクのカフェがあったり、海沿いでコーヒーが飲めるカフェがあったり、食に関してはすごく満足でした!!

しかも日本より安くてたくさん食べられるので、幸せすぎます・・・。
いいホテルのレストランだと相場が250〜600ルピー(日本円400〜800円)、ローカルなレストランだと100〜400ルピー(日本円150〜500円)くらいです。

とにかくライス山盛りやカレーも時々辛すぎたりするので、自分の好みはオーダーする時にしっかり伝えましょう。大体は英語通じます。

食べててお腹いっぱいになったらお持ち帰りすることもできるのが素敵です。

インドのプリーで休みの日にできること、行けるところ

プリー周辺に詳しい日本人&インド人スタッフがオススメの場所に連れていってくれる

f:id:mikachi_n:20190924122254j:plainプリーの海辺にある漁村エリア

 休みの日には、朝海辺を散歩したり、インドの家庭料理をいただきにいったり、プールに行ってスライダーたくさん乗って遊んだり・・・。

土地勘のないヨガ生のために、日本人スタッフやインド人スタッフがお出かけ企画を立ててくれます。もちろん参加は自由。
基本、1日でお出かけとなると徒歩で近所でフラフラするか、リキシャーで移動するか、車、バスの移動となります。リキシャーで移動するなら一人よりは2名以上〜複数名で行った方が移動費などは浮くのでオススメです。

f:id:mikachi_n:20190924122404j:plainインドの家庭料理f:id:mikachi_n:20190924122603j:plainプリーにあるプール「Wonder world water park」f:id:mikachi_n:20190924123047j:plainブヴァネーツァルのエスプラネードf:id:mikachi_n:20190924123131j:plainアーユルヴェーダコスメブランド「KAMA]f:id:mikachi_n:20190924123330j:plain小学校のセレモニー

空港があってオリッサ州では栄えている町ブヴァネーツァルまで出て、最新の大型ショッピングモールに買い物に行ったりもしました。
日本にあるデパートと何も変わらないような、綺麗で過ごしやすいショッピングモールです。私はこの時バスで行きました。

インドの建国記念日の日に、近くの小学校で行われるセレモニーに参加させてもらえたり。この辺りでは日本人は割と珍しいようで、可愛い小学生たちと握手したり交流できて楽しかったですね〜。

自分で計画して行きたい所にお出かけすることもできる

f:id:mikachi_n:20190924123634j:plainジャガンナート寺院f:id:mikachi_n:20190924124126j:plainゴールデンビーチ


自転車を借りて、プリーを代表するジャガンナート寺院まで行ってみたりもしました。ただし、参拝はヒンドゥー教徒のみなので、ヒンドゥー教徒ではない私は中には入れません。

地元の人たちがゴールデンビーチと呼ぶ広くて人がいつもたーくさん、夜にはナイトマーケットもやっている海沿いでぼーっとしたり。

・・・見慣れてしまった自分も怖いけど、ビーチにラクダがいる光景ってインドぐらいなのかなあ・・。

f:id:mikachi_n:20190924123854j:plainリキシャーの定員人数は今だに不明

自分で興味があるところに遊びに行ったり、時間が許す限りプリー市内をウロウロしてました!。
とにかくインド人は見てるだけでも行動が面白いし、話してみても面白いです(笑)
日本では当たり前の価値観や考え方を持たない彼らを見ていると、小さなことに悩んでいることがバカバカしく感じることも。
この辺りはインドの中でも田舎町なので、そこまでぼったくられるとかトラブルに巻き込まれることも少ないのが安心です。

ただし、他の国でもそうですがインド人には日本のように「相手の言わんとすることを察する」という概念がほぼないので、「YES」「NO」「自分の意思」はハッキリと言葉や態度に分かりやすく出していきましょう。そうでないと、何も伝わりません。
むしろハッキリ伝えてもなぜか話が噛み合わなかったり、もともとインド人は適当というか、基本人の話をしっかり聞いてないので(笑)自分の意思はハッキリ伝えていきましょう。

 ヨガ留学のプログラムを修了し変わったなあと思ったこと

ありとあらゆるものに対する考え方の変化

f:id:mikachi_n:20190924175209j:plain

冒頭でも触れましたがインドに来てすぐの私はちょっと疲れていて、さらに東京の暮らしのスピードに飲まれていたせいか、常に

「何かしなくちゃ」
「早く動かなくちゃ」


という気持ちに追い立てられていました。
そのために上手く行かないことがあると

  • 自分にも他人に対してもイライラしてしまう
  • 休んでいる時も実は休めていなくて、集中がしずらい
  • 自分で自分の機嫌を取ることが難しい(コントロールできない)

インドに来てからこれらに気づきました。

「あ、私っていつもリラックスしたい時にリラックスした気になってたけど、本当の意味でリラックスできていなかったんだ。自分を労わることをしていなかったんだ」

「何で私ってこんな感情の起伏があって、いつもそれに振り回されてしまうんだろう。そういう性格なんだって思ってたけどどうじゃないんだ。自分でコントロールする方法があるんだ」

「何もしないで《ただそこにいる》感覚を感じることって、こんなに素敵なことなんだ」

こういったことに気付いてから、今日は天気が良くて空が綺麗だなあ、海が青いなあとか、ご飯がすごく美味しいなあとか、関わる日方々への感謝の気持ちを感じたり、優しく接したいなあと思う気持ちが自然と湧いてきました

これって、生きる上で本来そんな難しいことではない基本的なことですが、案外忘れてしまうものなんですよね。

インドのヨガ留学、リトリート生活を終えて最後に残ったもの

条件付きではない自分が見つけられた

これは不思議だなあというか、私も予想をしていなかったことなんですがインド45日間過ごした結果、自分を取り巻く余計なもの(思考とか先入観)が身ぐるみ剥がされて最後に残ったものが3つありました。

  • 本来の自分(ありのまま
  • 自分の使命
  • 自分が今抱えているトラウマ(人間不信)

身ぐるみ剥がされて(ちょっと言い方怖い笑)シンプルになった時、これらだけが自分の中に残りました。
ここを自覚した瞬間、

「インドありがと〜〜〜!!!」

と叫びたくなりました。(笑)

最後のトラウマは唯一ネガティブなことではあるのですが・・・ある意味これがあるからこそ、今後やることなすことの視点や見え方が変わった部分もでもあります。

なのでこれから色んな手段を使って、無理にそれを否定したり邪魔者扱いする気はないのですが、動きながら対応しながら武器として、現在進行形で付き合っている所です。

実際、同じヨガ生のメンバーたちと行う最後のシェアリングではそれについて話せるようにまでなりました。

 日本に帰ってきてから

f:id:mikachi_n:20190924184757j:plainインド人直々に教わって作ってみた初カレー 「スパイス入れすぎた」

今ちょうどこのブログを書いているのが、RYT200取得の修了式から1ヶ月の時です。
私は終了後から約10日間、プリーからは出ましたがインド国内を一人で旅していたので、帰国してからは実質3週間弱になります。

やっぱり日本は過ごしやすくて便利だなあ〜と実感する反面、インドでの生活が恋しくなる瞬間も多々あります。

とにかくインドの食事は自分にはすごく合うことが判明したのでカレー(スパイス類)やダルは大量に日本に買って帰って、今でも時々作って食べています☆

気持ちの面で言うと 

先行きがどうなるかは誰にも分からないので、もちろん不安になることもありますが、それ以上に楽しみとか自分が心からやりたいと思った気持ちを信じたい!という気持ちの方が大きいと感じています。

おそらく、多くの人が

「今までやったことがないことにチャレンジしたい気持ちはあっても行動に移せない」
「自分で決めたことをやり続けることができない」
「自分にできるか分からないし自信もないから動けない」


こんな思いでその一歩を踏み出せないことがあるのかもしれません。

ですが何事もやってみないことには何も起きないし、どうなるかは分かりません。
想像通りのことが起きることがあれば、どうにもならないかもしれないし、想像以上のことが起きることもあります。


だから、少しても多くの人がちょっとでも心が動いたり、直感で「いいな」と思ったことにはどんどんチャレンジしてみて欲しいと思っています。
今私がこうしているのも、こう思えたのも自分の直感と心の声に素直に従って行動した結果なんですね。

なのでもしこの記事を目にした方、ヨガに興味があるなし関係なく何か感じるものがある方は、ぜひインドに行ってきてくださいね。

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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