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プロフィール写真が間も無くこちらに変わります。これからもよろしくお願いいたします。
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2019年にインドのヨガ留学の体験談、学んだことなどの記事続きです♪
(前回からだいぶ空いてしましました・・)
インドへヨガ留学!RYT200を海沿いにあるリトリート地「プリー」でとった話〜VOL.1〜の記事はこちらから
https://cafetalk.com/column/read/?id=198528&lang=ja
45日間のプログラムで学べること
日本語と英語がMIXしてるアーサナヨガクラス


アーサナ実践クラスは以下の時間帯
・AM6:30〜8:30
・PM4:05〜6:05
日曜日以外、毎日2時間のクラスを2セット、合計4時間みっちり行います。
毎週土曜日の朝の授業では、鼻洗浄も行います。
みんな変顔して〜☆の一枚
私自身、この時のヨガ歴はちょうど1年くらいでした。仕事をしながら週1〜2回、ホットヨガスタジオに通う程度。
始めはマントラを唱えたり、難しいポーズに挑戦したり、鼻洗浄で紐を喉まで通すのに動揺したりしていましたが、毎日新しい気づきがあってとても面白かったです。
特に印象に残っているのは、
- 呼吸やポーズのキープ時間が長く、1つ1つの間も取ってくれるので体の動きや変化に気づきやすい
- 毎日同じ時間にヨガをするから、日々の体の変化に気づきやすい
アーサナの説明や効果などもしっかり基本から教えていただけるので、1つ1つのポーズの意味を意識しながら行うことができます。
講師のプラカーシュ先生は穏やかで優しく、お茶目で素敵な先生です☆
が、アジャストはがっつり容赦なくやってくれます(笑)
インドオリッサ州のヨガ大会でチャンピオンの記録を持つ確かな実力&お茶目で勉強熱心なインド人の先生

講師のプラカーシュ先生は、母国語以外にも英語はバッチリ、日本語も勉強中とのことで簡単な日本語も話せるのがすごいです。
最近も聞くところによると、日本語どんどん上達してきているとか。
難しいポーズのお手本を見せてくれた後(みんな、ほお〜〜すげ〜!って顔してる)
笑顔で
「はい、やって〜〜☆」
と言われ、みんなでチャレンジしていきます。
体が固くできないポーズがいくつもあった私ですが、45日間を終えた後は結構体にも変化がありました。
スタート時と、45日後の写真を撮っておいたので、そちらはまた最後に載せていきます☆
座学の授業、ヨガセオリーを受けてみて
ヨガセオリー
こちらは日本でヨガをしていた時は学ぶ機会がなかった、ルチカ先生によるヨガの概要、ヨガ哲学や歴史について学ぶ授業です。
日常生活の中で起きる例えを使いながら、分かりやすく教えていただけます。
私たちがアーサナ実践クラスで受けている授業も、古典的な「アシュタンガヨガ」に基づいて行なっています。
簡単に、アシュタンガヨガには8支則と呼ばれる8つの段階を紹介していきます。

- YAMA(ヤマ)=禁戒(日常生活で行なってはいけない5つの心得)
- NIYAMA(二ヤマ)=勧戒(日常生活で実践すべき5つの行い)
- ASANA(アーサナ)=坐法
- PRANAYAMA(プラーナヤーマ)=呼吸法
- PRATYAHARA(プラティヤハーラ)=制感・感覚の制御
- DHARANA(ダーラナ)=集中・精神統一
- DHYANA(ディアナ)=瞑想
- SAMADHI(サマディ)=悟り・超意識
ここでは8支則詳細について割愛しますが、授業を受けていく中でも私が特に
「耳が痛いな〜、心当たりがありすぎるな〜〜」
と感じた項目があるので余談として残しておきます。
YAMA(ヤマ)=禁戒の5項目の一つ、「Ahimsa(アヒンサ)=非暴力」が一番刺さった

言葉通りではあるのですが、
いかなる生き物に対して「行動」「言動」「思考」レベルで暴力をふるってはいけない。
と言うものです。これは他者だけでなく自分に対しても当てはまります。
一見、いやいやそんな暴力とか滅多にふるわないでしょ〜〜!と思われるんですが、意外と無意識にやってしまっていることがあるんですね。
例えば自分の身近な家族や友人、恋人に対して
「なんでこういうことするの?!(言うの?!)全く理解できない!!」
攻撃的・否定的な言葉をかけてしまったり。
自分自身に対しても
「自分は本当にダメな人間だなあ、自分のこういう所が嫌だ」
必要以上に厳しく考えてしまったり、自己否定してしまったり。
これって面白いこと
「他者に対して行なった暴力だから自分は大丈夫」
と思っていてもいずれなんらかの形で返ってくるので、結果的に自分にも暴力をふるっていることになります。
逆に自分にだけ厳しくしすぎていると思っていても、実は他人に対してもその厳しさを無意識に求めてしまい、結果的に暴力的な言動をしてしまうことになるんですね。
ちょっと主旨からずれるかもしれませんが、
「他人は自分を映す鏡」
とはよく言ったものだなあ、と当時は思いました。
日頃の自分の行いや考え方を振り返りながらヨガセオリーを受けていると、ルチカ先生の言葉が胸に響いたり、ハッとしたりドキッとしたり、救われたり、自分の色々な感情が出てきます。
中には講義中に泣き出す人もいるくらいです。
その中でその気づきを受け入れて、じゃあすぐに変わるかというものでもないので、日々少しずつ意識して行くことが大切なのかなあと思いました。
ヨガはアーサナだけではないということ

改めて私も色々な方と話していて感じるのですが、日本のヨガのイメージってどんなものがありますか?
- ポーズをとってストレッチするスポーツ
- 最近女性の間で人気らしいエクササイズ
- 健康で綺麗になったりダイエットになるらしい
- 欧米で流行っているマインドフルネスにも関係してる?
という「エクササイズをメインに行うものでしょ?」という印象を持っている方が多いな〜と感じます。
私自身も、ヨガを始めた最初の頃は体を動かすことから入りました。
続けていく中の感覚からですが、少しずつ
「ヨガって、身体を動かす以外にも大事なものがあるのでは?」
と気づき始めた次第です。
ここでは何が言いたいのかというと、
「日々の行動や考え方、その実践方法を経ること自体もヨガであって、ただポーズを取ったりすることだけがヨガじゃないんだよ!」
ということです。
そんな私にとっても、ヨガの修行に終わりはないと思っています。
ここで学んだことをまず自分自身で実践して、その時感じていること、さらに関わった方々から感じることを伝えていくことで、多くの方々に伝えて行きたいなあと思っています。
次回Vol.3では、古代のヨガに加え近代の脳科学や理論も付け加えたWSにて学んだ内容の一部を書いていきます!
お楽しみに^^
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