日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^
今年4月に韓国へ行ったとき、
私の大好きな韓国人の友人から、
とっても素敵なプレゼントをいただきました♪
『나태주, 시간의 쉼표』
韓国の詩人、나태주 さんの、
“365日めくる詩のカレンダー”です。
ちなみに、
カレンダーは韓国語で、달력ですが、
日めくりカレンダーは 일력といいます。
その友人は、
普段から本当に“言葉を大切にする人”なんです。
なので、このプレゼントを見た瞬間、
「わぁ……らしいな(笑)」と、
妙に納得してしまいました。
しかも、ただの詩集ではなく、
“日めくり”なのがまた良くて。
今日はどんな言葉だろう?と、
つい毎日めくりたくなるんですよね。
そして今日。
5月13日のページを開いた瞬間、
思わず手が止まりました。
「만나기는 한나절이었지만
잊기에는 평생도 모자랐다.」
直訳すると、
「会ったのは半日だったけれど、
忘れるには、一生でも足りなかった。」
そんな意味になります。
“한나절(半日)”と“평생(一生)”。
韓国語って、
時間そのものに感情をにじませる表現が
本当に美しいなと思います。
しかも、
「忘れられなかった」ではなく、
“忘れるには、一生でも足りなかった”
と表現することで、
感情そのものより、
“残り続けてしまう感覚”が浮かび上がるんですよね。
韓国語を勉強していると、
単語の意味だけでは説明しきれない、
こういう“余韻の設計”に出会うことがあります。
そして、今日のページに描かれていたのは、
紫陽花でした。
まだ梅雨には少し早い季節なのに、
気づけば、街のどこかで咲き始めている花。
ぱっと目立つというより、
ふと視線が留まるような存在です。
言葉も、
人との出会いも、
案外、そんなふうに残っていくのかもしれません。
強く残そうとしたわけではないのに、
あとから静かに、
人生の中に残り続けていく。
今日の一ページを見ながら、
そんなことを考えていました ^ ^
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