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【保存版】#01 「内丹術」が解き明かす鬼の正体 —人生を劇的に変える自己変容のプロセス

Yuki.Kyoto

こんにちは。人間形成の場、エンパワLaboの有岐です。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

今日は、「内丹術」において、

実際に「何」をしているのかをお伝えできたらと思います。

 

かなり詳しく「何を学べるのか?」「どんな変化が得られるのか?」

がはっきりとわかる内容です。

最後までじっくり読んで頂けると幸いです。

 

 

 

内丹術—あなたの心に住む「鬼」の正体 

心の澱(おり)を「虚」へ溶かし、人生を劇的に変える自己変容のプロセス 

 

 

私たちの心の中には、「鬼」が住んでいると言われます。  
ふとした瞬間に湧き上がる強い怒り。 
抑えきれない嫉妬。 
あるいは、自分自身を厳しく責め立ててしまう内側の声。 

 

そのときの心は、まるで”般若の面”のように、 
怒りや悲しみが入り混じったような表情をしているのです。 

 

なぜ心にこのような「鬼」が生まれてしまうのでしょうか。 

 

その心の奥に堆積した「心の錆」や「感情の澱(おり)」を丁寧に辿っていくと、 
その根元には、かならずと言っていいほど 

震えるような「悲しみ」が横たわっています。 

 

 

「もっと私を見てほしかった」 
「そのままの自分を受け入れてほしかった」 
「愛されたかった」
・・・ 

 

こうした人間本来の、純粋な願いが届かず、行き場を失って心の底に堆積したとき、それはやがて、自分を守るための「硬い殻」へと姿を変えていきます。 
 

その殻こそが、私たちが「鬼」と呼んでいるものの正体なのです。 

 

 

??「魄(ハク)」という肉体のエネルギー 
 

東洋思想では、人間の魂は一つではなく、大きく分けて2つの要素で構成されていると考えます。これを「魂魄(こんぱく)」と呼びます。 

 

そして、内丹術(ないたんじゅつ)では、 

この鬼の状態を「魄(ハク)」というエネルギーの偏りとして捉えます。 

 

私たちは誰しも、天へと向かおうとする軽やかな精神性の「魂(コン)」と、肉体に宿り、生命を守る本能を司る「魄(ハク)」。 
この二つの側面を併せ持って生きています。 

 

 

魄とは、食欲や性欲、支配欲、執着心 など、この「世界を生き抜くために不可欠」な、とても力強く大切なエネルギーです。 

 

しかし、この魄が十分にケアされず、

理解されないまま溜まり続けると・・・

 

心の中で「澱(おり)」となり、怒りや不安、自己否定といった形で表に現れ始めます。 

それが―「鬼の性質を帯びた魄(はく)の姿」です。 

 

 

一般的な「浄化」が、汚れを洗い流したり、どこかへ捨て去ったりする(クレンジング)だとしたら、

内丹術の行法の「煉る(ねる)」とは、

「汚れそのものを燃料にして、価値あるものに作り変えるというイメージです。 

 

 

捨てない浄化—澱は「宝の山」なのです。 

通常の浄化は、ネガティブな感情を「悪いもの」として排除しようとします。 

しかし、内丹術では、心の澱(おり)を捨てません。 

なぜなら、その澱こそが、大きなエネルギーを秘めた「豊潤な泥」だからです。 

 

 

??鬼が手放されない理由 ― 未消化の感情のゆくえ 

では、なぜ鬼は、心の中に留まり続けるのでしょうか。 
それは、鬼が「未消化の感情」そのものだからです。 

 

内丹術の視点では、 
本来なめらかに巡るはずの生命エネルギー(氣)が、過去の傷つきや恐れによって滞ったとき、その停滞した場所に、鬼が生まれると考えます。 

 

もともとは自分を守るために生まれた痛みや怒りが、手放されないまま固着すると、 
やがて自分自身を苦しめる「鬼」へと変わってしまいます。 

 

また、私たちの自我(エゴ)は、「自分が消えてしまうこと」を強く恐れます。 
内丹術が目指す静寂の境地、 
「虚(くう)」へ還ることに無意識に抵抗し、「私はここにいる」と主張するエネルギーが、 鬼の姿として現れることもあるのです。 

 

 

 

 

内丹氣功 ― エネルギーを「鎮魂」する 旅 

 

この記事では、中国・武当派に伝わる内丹法を基盤とし、 
私のレッスンで実践している内丹氣功についてお伝えしていきます。 

それは、単なる気功の「リラクゼーションとしての浄化」 技術ではありません。 
「呼吸と意識」によって、

あなたの心の奥底に沈殿した『悲しみという澱(おり)』を、 
人生を切り拓く『黄金の氣』へと煉り変えていくプロセスです。 

あなたの中にある、「悲しみを持っている鬼」と対話し、 
それを溶かしていく、自己鎮魂と自己変容の旅です。 

「理解しないものを、私たちは本当の意味で扱うことはできません。」 

さあ、 
あなた自身の心を、静かに観るところから始めましょう。 
「人生の舵」を、もう一度あなた自身の手に取り戻すために。

 

 

 1段目:自分を受け止める「器」を育てる 
 

 陰神の氣【武息(ブソク)】:丹を満たす「水」の呼吸 

意識的に呼吸をコントロールする技法です。 

1段目の目的は、枯渇したエネルギー(精)を急速に補い、経絡(エネルギーの道筋)を強引に広げて、「氣の量(気量)」を圧倒的に増やすことにあります。 


 ??氣の「貯蔵」 
1段目の武息は、氣を出すことよりも「溜める(蓄氣)」ことに専念します。 

水が器に満ちるように、下丹田(下腹部)から氣で満杯にします。

この「気量」が十分に満たされない限り、2段目の「火(陽の氣)」を焚いても、器が空焚きになってしまい、自己変容は起きません。 


 ??「心の澱」と武息の関係 
この段階では、まず「感じる力」を取り戻します。 
 

身体に溜まった緊張、無意識の防衛、押し込められてきた感情―― 
とくに悲しみや不安に、初めて「止観」によって触れていきます。 


              ・・・

 

内丹のプロセスでは、

武息による「気量の増幅」は、心の浄化と直結しています。 

▪️物理的な圧力による排除: 強力な武息によって気脈に大量の氣が流れ込むと、そこにこびりついていた「魄(ハク)」や「感情の澱」が、水圧で押し流されるように浮き上がってきます。 


▪️鎮魂の始まり: 氣が満ちてくると、脳波が安定し、視床下部が活性化します。 
すると、理由のない不安(無意識下の欠損感)が消え、

「ただ在るだけで満たされている」という感覚が芽生えてきます。

 

これが、自分のなかの「澱」を受け止めるための器(気量)です。 
自分の奥底にある「悲しみ」を否定せずに見つめる準備が整ってくるのです。 



??歩き始めた「1段目」 —近道で体得するコツ 
一番大切にするのは、「息(いき)」は「自らの心」と書く、という教えです。 

武息を修練する際、「強く呼吸しよう」と力む(エゴ)のではなく、 
「宇宙の巨大な呼吸に、自分の肉体を貸し出す」

そんな感覚を持つことが体得の近道です。 

この時、あなたは「観察者」となり、自分の内側で水(氣)が満ち、
澱が浮き上がってくるのをただ眺める―これが実際何よりも体得の近道となります。

今回はここまで。
次回は、2段目以降の
 
内なる炉(ろ)の点火「不動の種火」について。
内丹のパワーは、「火」の加減でいかようにもなるのです。
いわば、「静の中の動」
お楽しみに!

氣功師の有岐でした。
いつも最後まで読んで頂き、
本当に有難うございます。

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This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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