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むずかしい日本語⑤「同じ轍を踏む(おなじてつをふむ)」

Macchan

「同じ轍を踏む(おなじてつをふむ)」ってどういういみ?
「同じ轍(てつ/わだち)を踏む」という言葉をしっていますか。
このことばは、前の人と同じしっぱいをするという意味(いみ)です。
 

「轍(てつ)」ってなに?
「轍」は、車(くるま)がとおったあとにできる、みちのあとです。
かんたんに言うと、タイヤの跡(あと)ですね。
むかしは、馬車(ばしゃ)や車がとおると、地面にくぼみができました。
つぎの車も、そのくぼみの上をとおります。
つまり、「同じみちをもういちどとおる」ということです。
 

どうして「しっぱい」のいみになるの?
あなたは、山へ行こうと、車を運転しています。
どんどん道をすすむと、道が2本に分かれていました。
「どちらの道にすすんだらよいのか…」とまよっていると、
だれかが車で片方(かたほう)の道をとおった跡が見えました。
「よし、跡がついている道をすすもう!」と、その道をえらびました。
しかし、そのえらんだ道はまちがいで、
その先は行き止まり(いきどまり:その先に道がないこと)でした。
 そして、あとから来る人も、おなじことをかんがえて、
おなじ道をえらんでしまいました。そして、またしっぱいしました。
これが「同じ轍(てつ)を踏(ふ)む」ということです。
 
どうやってつかうの?
わたしは、まえのしっぱいをわすれて、また同じ轍を踏んでしまいました。
次のプロジェクトでは、また同じ轍を踏まないようにしたいです。
 

まえに経験(けいけん)した失敗(しっぱい)からまなぶ
「同じ轍を踏む」は、前と同じしっぱいをくりかえす、といういみです。
あたらしいみちをえらぶことは、とてもむずかしいです。
でも、まえの失敗(しっぱい)からまなぶことは、とてもだいじですね。
 
※「おなじてつをふむ」「おなじわだちをふむ」、どちらの読み方も正しいです。
ニュースなどでは「おなじてつをふむ」と読むことが多いです。

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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