メディカルアロマ講師のKaorinaです。
暦の上では春が近づき、日差しの温もりを感じる日も増えてきましたね。嬉しい季節の訪れの一方で、多くの方を悩ませるのが「花粉」の影響ではないでしょうか。
鼻のムズムズや目の痒み、それらに伴う集中力の低下など、日常のパフォーマンスを下げてしまう不快感は、できるだけ早めにケアしたいものです。
そこで、植物の力を借りて心身を整える「メディカルアロマ」で、花粉症の季節を快適に過ごすためのヒントをご紹介します。
■メディカルアロマが花粉症対策に働く理由
メディカルアロマセラピーでは、精油が持つ「薬理作用」に注目します。花粉症対策において特に期待したいのは、以下の働きです。
・抗炎症作用:粘膜の腫れを鎮める
・抗ヒスタミン作用:アレルギー反応を抑制する
・免疫調整作用:過剰な免疫反応のバランスを整える
・去痰・抗カタル作用:鼻水や痰の排出をスムーズにする
薬に頼りすぎる前に、あるいは薬と併用しながら、植物の香りで呼吸を楽に整えていくアプローチは、心のリフレッシュにも繋がり、とても効果的です。
■花粉症対策におすすめの精油
▼ユーカリ・ラディアータ
数あるユーカリの中でも刺激が少なく、お子様やご高齢の方にも使いやすい精油です。成分の「1,8-シネオール」が鼻詰まりを解消し、呼吸を楽にしてくれます。
▼ティートリー
優れた抗菌・抗真菌・抗ウイルス作用で知られていますが、抗炎症作用も併せ持っています。免疫力を高め、体全体のバリア機能をサポートしてくれます。
▼ペパーミント
メントールの清涼感が、鼻の通りをスッキリとさせてくれます。また、目のかゆみがある時の気分転換にも最適です。
▼カモミール・ローマン
非常に高い抗アレルギー作用を持つ成分を含みます。目の痒みや、花粉によるイライラを鎮めたい時におすすめです。
■日常生活での取り入れ方
★アロマスプレー
無水エタノール5mlに上記の精油を合計10滴ほど垂らして混ぜ、精製水45mlを加えます。
これを外出前にマスクの外側にスプレーしたり(直接肌に触れないよう注意)、お部屋にシュッとひと吹きするだけで、天然のガードになります。
★吸入法
マグカップにお湯を入れ、精油を1〜2滴落とします。立ち上る湯気を鼻からゆっくり吸い込むことで、精油成分がダイレクトに鼻腔に届き、不快感を和らげてくれます。
※目を閉じて行うようにしてください。
■使用上の大切な注意点
メディカルアロマを安全に楽しむために、以下のことを守ってください。
・精油は直接肌に塗らないでください。
・ペパーミントは刺激が強いため、乳幼児や妊産婦、高血圧の方、てんかんをお持ちの方は使用を控えるか、専門家に相談してください。
・ユーカリ類も、体質によっては刺激になる場合があります。
・万が一、使用中に気分が悪くなったり、肌に異常を感じたりした場合は、すぐに使用を中止してください。
植物の清々しい香りを味方につけて、この春を少しでも健やかに、笑顔で過ごしましょう!
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