私が投資を教える立場になることを決めた背景には、何度も相場の暴落を経験してきた現実があります。順調に利益が出ていると感じていた時期でも、大きな下落局面に巻き込まれ、そのたびに自分の判断の甘さを突きつけられてきました。
会社員として株式投資を行っていた頃、仕事が忙しくなると相場の確認が後回しになり、十分な判断ができないまま相場に向き合うことがありました。特に暴落時は、事前の想定やルールが曖昧だと、感情に流されやすくなります。そうした失敗を繰り返す中で、投資は「知識」とともに「時間的な余裕」が重要であると学びました。
2022年3月に会社員を辞め、1年間の準備期間を経て、2023年5月から「資産運用」と「株式投資」のレッスンを始めました。投資を教えることは、単に手法を伝えることではありません。なぜその判断をするのか、どこでリスクを管理するのかを言語化し、自分自身の投資判断を常に検証し続ける行為でもあります。
スクールを行う中で、生徒の方が陥りやすい投資のミスに数多く触れてきました。その一つひとつを丁寧に見直すことは、私自身の投資スキルを高めることにもつながっています。現在では300名を超えるレッスンを行い、暴落局面に対する考え方や対応力は、スクール開始当初と比べて大きく向上しました。
私がレッスンを行っている最大の理由は、生徒の方に、かつての自分と同じ間違いをしてほしくないからです。暴落に巻き込まれやすい投資ではなく、事前にリスクを想定し、冷静に行動できる投資を身につけてほしいと考えています。投資は一人で悩み続けるものではありません。経験から得た学びを共有し、長く続けられる投資を伝えることが、私の役割だと考えています。
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