※「仕事の力」は、仕事のなかでわたしが感じたこと、感じていることをお伝えするコラムです。
今回から、ビジネス日本語の
3(みっ)つのポイントについてお話しします。
3(みっ)つのポイントとは、
その1: 話を始(はじ)める前の礼儀(れいぎ)
その2: 話の中では敬語(けいご)/丁寧体(ていねいたい)/美化語(びかご)
その3: 話の終わりの礼儀(れいぎ)
です。
たとえば、他(ほか)の人に少し時間をもらって
話をしたい時、あなたはどんな風(ふう)に言いますか?
相手(あいて)が、友達(ともだち)なら、
「ねえ、ねえ、ちょっといい?」
で十分(じゅうぶん)ですね。
会社の同僚(どうりょう)なら、
「ちょっとお時間ありますか?」
くらいでいいと思います。
でも、
会社の上司(じょうし)や、クライアントなら、
「お忙(いそが)しいところ申(もう)し訳(わけ)ありませんが、
少々(しょうしょう)お時間をいただけますでしょうか?」
と言わなければなりません。
「ねえ、ねえ、ちょっといい?」が
「お忙(いそが)しいところ申(もう)し訳(わけ)ありませんが、
少々お時間をいただけますでしょうか?」
とても長くなりますね!
でも、この長い言葉の中に、
ビジネス日本語の3つのポイントが含まれています。
「お忙(いそが)しいところ申(もう)し訳(わけ)ありませんが」が
その1: 話を始める前の礼儀(れいぎ)
「少々お時間を」が
その2: 話の中では敬語(けいご)/丁寧体(ていねいたい)/美化語(びかご)
「いただけますでしょうか?」が
その3: 話の終わりの礼儀(れいぎ)
前回(ぜんかい)、私は、
日本の武道(ぶどう)、茶道(さどう)、華道(かどう)などの
伝統文化(でんとうぶんか)の中にある
「型(かた)」や「作法(さほう)」という考え方が
ビジネスの場(ば)にも生きていると申し上げました。
相撲(すもう)でも、空手(からて)でも、また茶道(さどう)、華道(かどう)でも、
始(はじ)まる前の礼儀(れいぎ)の「型(かた)」があり、
試合(しあい)や、
実際(じっさい)の立(た)ち居(い)振(ふ)る舞(ま)い(=動作(どうさ))の中に、
ルールがあり、
終わるとまた礼儀(れいぎ)の「型(かた)」があります。
ビジネス日本語も同じです。
日本の武道(ぶどう)、茶道(さどう)、華道(かどう)
などという言葉が出てきたからと言って難(むずか)しく考える必要はありませんよ。
3(みっ)つのポイントそれぞれに、
決まった表現(ひょうげん)=「型(かた)」があります。
それを覚(おぼ)えれば、
ビジネス日本語はそんなに難(むずか)しいものではありません。
ただ、
武道(ぶどう)、茶道(さどう)、華道(かどう)などと同じように
繰(く)り返(かえ)し練習(れんしゅう)することにより、
自然(しぜん)に身(み)につけていくことが大切(たいせつ)です。
次回(じかい)から、3つのポイントのそれぞれについて
詳(くわ)しく解説(かいせつ)します。
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KOBA
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