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#03「真の内丹術」エネルギーの錬金術

Yuki.Kyoto

 

 

■ 錬気化神で初めて可能になること

 

※ここが非常に重要です。

錬気化神に入ると、 

  • 観ている「私」がある 

  • 気づいている「私」がある 

  • 感情や行動が選択できる「私」がある 

という明確な軸が生まれます。 

つまり、 

サティが「努力」ではなくなるのです。 

 

 

しかし、

内丹術の歴史の中には、これを「力の追求」として誤って捉えてしまった側面もあります。

 

結論から申し上げれば、「陽神の完成」だけを目的とするならば、それは真のタオ(道)からは遠ざかることになります。

 

 

なぜなら、「崩れない私」「観ている私」という意識を精巧に作り上げることは、

結局のところ「私」という執着を精工に作り直しているに過ぎないからです。

 

  • 正しい「私」 

  • 観ている「私」 

  • 崩れない「私」 

この「私」が、最終的な檻になるのです。 

陽神は、完成した瞬間に“最後の執着(檻)”となるのです。

 

 

つまり、「陽神」は通過点に過ぎないのです。 

錬氣化神までは、あなたが「主体」となってエネルギーを操作しています。 

 

伝統的な「階梯(かいてい)」においても、

陽神の出現は最終目的ではありません。 

 

 

その先に「ただある(Being)」という段階に入った時、

自然に訪れる呼吸があります。 

 

 

その中で訪れる静寂を深く味わうことで、意識は自然に「神」へと化し、 

さらには「虚」へと還っていくのです。 

その段階が最後の「煉神還虚(神を煉って虚に還る)」です。  

 

多くの人が、この「陽神」という成果に囚われ、 

そこで足を止めてしまいます。 

 

内丹術の真髄は・・・

実は「陽」を練ることではなく、 

「陽(命の躍動 )」を「陰(空/無 永遠の静寂 )」の中に 

一滴の跡も残さず溶け込んでいる状態 にあります。 

 

さもなければ、その陽神はただの「精巧なエゴ」で終わります。 

 

 

☘️最後に……人生の踊り場に立っているあなたへ

 

仕事、家庭、役割、責任。 

「前に進むこと」がすべてだった人生の中で、

今、こんな風に感じていませんか? 

 

 

「この先、私はどこへ向かうのだろうか」 
「これまでの私は、何だったのだろうか」 

 

 

これまでの人生は、何者かになり、認められ、責任を果たすために「私」を磨き、立たせる時間でした。

それは間違いなく必要な道でした。

 

でも—— 「私」を強くする人生は、もう十分やってきたのではないでしょうか。 

 

今、あなたが感じている停滞感は「終わり」ではなく「踊り場」です。 

役割を脱ぎ、評価を降ろし、物語から一歩降りる。

 

「私であり続けなくても、”生きる”は続いていく」 
という事実に、身を預けていくタイミングなのです。

 

 

今回は、内丹術の三段階のうち、

  • 第一段階:錬精化気

  • 第二段階:錬気化神 についてお話しさせて頂きました。

あなたは今、どの段階にいると感じられたでしょうか? 

 

今日お話しした内容は、レッスンで実際に進んでいく内容となります。 

呼吸や瞑想の奥に、実は”段階”があるんです。 

 

 

次回は・・・ 

ここからが非常に大切な 

第三段階の「錬神還虚 (れんしんかんきょ) 」についてお届けします。 

 

氣や武術を実践されている方は是非、ご自身の感想を聞かせて下さいね。 

 

本日も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました??

氣功師の有岐でした。

 

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This column was published by the author in their personal capacity.
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