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こそあど言葉と読解力 

kioko

あけましておめでとうございます。国語・日本語教師のKyokoです。
新しい年が始まって。日本は受験真っ只中のころでしょう。日本語では年二回の試験の12月が終わり、7月受験を狙って準部始めるころです。

今回は自分の子どもの頃の経験での”こそあど言葉”を書きます。
文章を読むうえで抑えなければいけないのは”こそあど”ことば。
こそあど言葉とは この・その・あの・どの/これ・それ・あれ・どれ/ここ・そこ・あそこ・どこ です。

文章読解には、読解力には大切!!とネットでも書かれています。そのくらい重要。

小学校1年時に文法として勉強します。それが、私は小学校2年生まで理解できなかった。
たぶん漠然とわかってはいたのだと思う。日本語ネイティブ日本人だから。
ただ、問題で「この時○○はどんな気持ちだったでしょう」「線1 これは~のこれは何を指しますか」など、この時ってどの時??!! これは~って何か指してるの?となってなんとなく感で答えたり。
文章を読んで、この・あのがわからなくて何度もさかのぼって読み返す。など、本を読むのは遅いし、苦手でした。そう。こそあどが漠然だと本を読むのが本当につらい。
会話内では理解できて使いこなせても、文章だととたんに何のことを言っているの?となるくらい鈍い私でした。
幼稚園の頃は絵本をよくは読んでいても。小学校に入ると文章量が違ってきます。私はまったく本を読まなくなっていました。
そんな私の転機は1年生の終わり。
私のカードは1枚目の白いカードのまま。でも人によっては3色目になっていました。
図書の貸し出しカードが1枚記入が終わると、違う色の貸し出しカードになるということをその時に初めて知りました。
1学年が終了するまでにどの色のカードまで行けたかがわかり、学年が変わるとまた1枚目からスタートになるというシステム。単純ですが、カードの色をそろえたい!というのが私のモチベーションにになりました。
そこから、私の図書館で本を借りて読む!という気持ちに火をつけ、2年生からの目標となりました。
ただ、読むのが非常に遅いわたし。1度に3冊1週間借りられますが、1週間で3冊読み終えられない。でも、友達は1週間に4冊~6冊は簡単に進んでいく。。。

本当に私の読むスピードが遅かったんです。
このようなゲーム感覚で始めた読書ですが、徐々にさかのぼって読みなおす。ということがなくなって、読むスピードが速くなりました。そして、ある時、あ、こそあど言葉がわかった!これ・それ・どれがどこを指すかわかった!!こそあど言葉は文章を繰り返さず、無駄に長くしないために大切な言葉だったんだ、だから国語で説明するんだ!!と気づきました。
小2の気づきなので。大人からしたら。先生からしたら、『だから説明したでしょう!』なことですが、当時の私はこのような感じ。子どものわからないってこんな感じなのです。体験が伴ったり、自分で理由をつなげないと結びつかない。ってことがあります。
図書カードの色を集めるということで読書欲が出なければ、きっと理解できないまま。そして読書好きにはならないままだったと思います。

また、こそあど言葉がピンときたことで、文章読解が格段に安定し、文章問題の間違えが減っていきました。

また、この こそあど言葉がルールとしてわかった。となると、今度は文章の中でどの程度の範囲内でこの言葉有効かがわかるため、中学以降の長い文章になると、時間節約のためにまず問題を読む。そして、全問題を解いた後に全文を読んで、答案の見直しをする。つまり、文章を読む時間を節約し、要点を抑え問題にだけ集中する。という方法がとれるようになりました。

読書量が多いとそれに比例して読解力がもちろんつきます。しかし、本好きでない子が本を読むことが大切だから。。。だけで量を増やすのはなかなか大変です。

読んでも読んでも面白くない、意味がいまいちわからない。読み取れない・・・という場合は。押えられていない言葉や語彙があったり、また、書き手の暗黙の文の流れ・ルール・・・などを知らないで、余計な部分にも力が入って読んでいる場合もあります。

国語は1年生からは面白さが減り硬い言葉の文章になり。2年生から漢字が増え、4年生で同音異義語・同訓異義語で壁にぶつかる。4年生での漢字のストレスを減らすのは2・3年時にどの程度本や文章に触れたかになります。これ、読書量で苦楽が全然違ってきます。
読書が好きなだけで、ハードル下がる。国語の勉強を読書に置き換えているだけなんですが。気分的に違います。

読書量を増やしたい方、こそあどの理解をしているかをまずチェックしてくださいね。



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Lezione

小学生 国語

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