※「京都徒然(つれづれ)」は、わたしが京都にいるときに見たこと、感じたことをお伝えするコラムです。
( 徒然(つれづれ)…何もすることがなくぼんやりしていること)
12月初旬(しょじゅん)から京都にいます。
この時期の京都はおすすめです。
京都の紅葉(こうよう)は
11月下旬(げじゅん)が一番きれいですが、
その頃は、人が多く、
ゆっくりと紅葉(こうよう)を楽しむことはできません。
でも、12月に入ると、人は少なくなり、
もちろん、紅葉(こうよう)は盛(さか)りを過ぎていますが、
ところどころに
目が覚(さ)めるような紅葉(こうよう)を見ることができます。
12月の紅葉(こうよう)の写真です。
東福寺(とうふくじ)、妙覚寺(みょうかくじ)、真如堂(しんにょどう)、
京都御所(きょうとごしょ)、植物園(しょくぶつえん)
などで撮(と)りました。
https://youtu.be/kKlNqf4aVc
昨日も、
鴨川(かもがわ)をさかのぼって、
植物園(しょくぶつえん)まで歩きました。
途中で時雨(しぐれ)にあいました。
時雨(しぐれ)というのは、
秋が深まる時期に短時間降(ふ)る雨のことです。
この季節、
京都では外出するときに傘(かさ)が欠(か)かせません。
とりあえず、北大路(きたおおじ)のうどん屋で
きつねうどんと熱い日本酒を一杯(笑)。
外に出たら、雨は上(あ)がって青空が広がっています。
北大路橋からは紅葉(こうよう)に彩(いろど)られた北山が見えます。
京都市立植物園は、
日本で最も古い公立(こうりつ)の総合植物園(しょくぶつえん)です。
広い敷地(しきち)に、
池や梅林(ばいりん)や自然のままの雑木林(ぞうきばやし)があります。
足の向(む)くままに歩いていると、
葉を落とした桜の木や、緑の針葉樹(しんようじゅ)の影から、
赤い紅葉(もみじ)の色が見えます。
多くの紅葉(もみじ)の木が葉が落としている中で、
今でも鮮(あざ)やかな赤い色で、
日の光に映(は)えている紅葉(もみじ)の木、
それを探して歩くのは、晩秋(ばんしゅう)の宝探しです。
この季節の紅葉(もみじ)は鮮やかな季節の名残(なご)り。
晩秋(ばんしゅう)のちょっと寂しい風景の中で
心が明るくなる色です。
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KOBA
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