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【韓国のコトワザ】꿩 대신 닭はどんな意味?

Yujin.J

안녕하세요!
韓国語講師のユジンです。
皆さんは欲しいものが手に入らない時、どうしますか?完全に諦めますか?
それともよく似たもので我慢しますか?
今回ご紹介する韓国のことわざはまさにそのような状況を表しています。

[꿩 대신 닭]

このことわざは「最適なもの(雉)がない時、それに似たもの(鶏)で代用する・次善の策をとる」という意味を持ちます。
ではなぜ【雉の代わりに鶏】というのでしょうか。
それはかつて韓国では雉は鶏よりもずっと貴重な鳥だったという背景があるからです。
雉は貴重な食材と扱われ、また縁起の良いシンボルとされていました。
それに対して鶏は家畜として飼われていた為、雉は手に入らない際の代用品として用いられました。
例えば、有名なブランドのカバンが欲しいけど高すぎて諦めた時、
「꿩 대신 닭」で似たようなデザインの安いカバンを買ったというように使います。

このように
「꿩 대신 닭」は理想と現実のギャップを埋めるために、より現実的な選択をするときの
心情をよく表して言います。
完璧ではなくても次善の策を見つけて前向きに進むという韓国の知恵が詰まったことわざと言えるでしょう。
以上で韓国のことわざ、
「꿩 대신 닭」のご紹介を終わります。ありがとうございます!



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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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