漢方養生 × ヨガで、がんばらないのに続く習慣づくり

K C O

 

 

年末が近づくと「もっとやらなきゃ!」と焦りがち。でも、からだは積み上げより“整える”を喜ぶ季節です。

このコラムでは、漢方養生(気・血・水/五臓)とヨガ(呼吸・姿勢・感覚)を組み合わせた**“小さな目標”のつくり方**を、1日15分・週90分で回せる形にまとめました。忙しくても大丈夫。できる日だけ・できる分だけでOKの仕組みです。今日から一緒に、年末までの2ヶ月を“やさしさ貯金”で満たしていきましょう?

 

 

 

 

目次

 

 

  1. まずは結論:小さな目標5つ
  2. 晩秋〜初冬のからだ地図(燥×寒)
  3. 15分・漢方養生ヨガ(完全ルーティン/3分版)
  4. 食養生「黄色×白」:迷わない一日一品
  5. 首肩・お腹の3分セルフケア
  6. Q&A(よくあるつまずき)

 

 

 

 

 

1 まずは結論:小さな目標5つ

 

 

① 朝いち白湯+10呼吸

 

  • 40〜50℃の白湯をコップ1杯。
  • 鼻呼吸で「4秒吸う→6秒吐く」を10回。
    → **脾(消化)と肺(呼吸)**のスイッチON。むくみ・だるさ・冷えの入口をふさぐ。

 

 

② 15分・漢方養生ヨガ(ルーティンは章3)

→ 肋骨・肩甲骨・骨盤をやわらかくし、呼吸量と巡りを底上げ。

 

③ 湯船10分+首を温める

→ 深部体温の波を整え、入眠と回復を後押し。

 

④ “黄色×白”を1日1品

 

  • 黄色(脾を養う):さつまいも/かぼちゃ/とうもろこし/はちみつ生姜
  • 白(肺を潤す):大根/れんこん/長芋/白ごま/梨/はちみつ

 

 

⑤ スクリーンオフ30分

→ 自律神経をクールダウン。翌朝が楽になる?

 

合言葉は**「どれか1つできたら合格?」**。ゼロより1つ!

 

 

 

 

2 晩秋〜初冬のからだ地図(燥×寒)

 

 

  • 季節の主役は燥(乾き)と寒(冷え)。
  • 乾きは肺・大腸、冷えは脾・腎に影響。
  • サイン:喉や肌の乾燥、浅い呼吸、便秘/下痢の揺れ、むくみ、やる気の空回り。

 

 

キーワードは「潤す・温める・ほどく」

 

  • 潤す:白食材、加湿、鼻呼吸、ぬるめのスープ。
  • 温める:白湯、湯船、首・お腹・腰の保温。
  • ほどく:肋骨・肩甲骨・骨盤を“やさしく大きく”動かす。

 

 

 

 

 

3 15分・漢方養生ヨガ(完全ルーティン/3分版)

 

 

 

15分フルルーティン

 

 

0–2分:鎖骨ひらき&肩回し

 

  • 座位、指を鎖骨に添えて大きく後まわし×6。胸をふわっと上へ。
    → 肺経の玄関が開き、呼吸が入りやすくなる。

 

 

2–5分:猫と牛(背骨ウェーブ)+胸ひらき

 

  • 四つ這いで背骨をゆっくり波打たせる→両手を後ろで組み胸をひらく。
    → 肋骨間が動き、吸える容量が増える。

 

 

5–8分:門のポーズ(側屈)

 

  • 片膝立ちで体側を伸ばす。呼吸を脇の下まで届ける感覚で。
    → 脾胃のだるさを軽減、気分もスッキリ。

 

 

8–12分:低いランジ+穏やかなねじり

 

  • 骨盤を前後にゆらし、吐く息で軽くねじる。
    → 腸のしぼり出しで巡りUP、腰の冷えにも◎。

 

 

12–14分:合蹠前屈(バッダコナーサナ)

 

  • 骨盤底をゆるめて安心モードへ。
    → 交感神経→副交感神経にスイッチ。

 

 

14–15分:仰向けで“吐く6秒”呼吸

 

  • 片手はお腹、もう片手は胸。6秒吐いて、自然に吸う。数回。

 

 

痛みが出る手前で止める/反り腰の人はお腹をうすく保つ/妊娠中・術後・持病は医師に相談を。

 

 

3分SOSバージョン(超多忙日)

 

 

  • 肩回し1分+門のポーズ左右1分+仰向け呼吸1分=計3分
  • 「フルは無理でもゼロにしない」が習慣化のカギ。

 

 

 

 

 

4 食養生「黄色×白」:迷わない一日一品

 

 

 

“黄色”で土台(脾)を養う

 

 

  • さつまいも/かぼちゃ/とうもろこし/きび/はちみつ生姜
  • 調理は蒸す・煮るで温かく甘い方向へ。

 

 

 

“白”で潤い(肺)を補う

 

 

  • 大根/れんこん/長芋/白ごま/梨/山薬/はちみつ
  • すりおろし・スープ・葛で喉と腸を保湿。

 

 

 

かんたんレシピ3選(5分前後)

 

 

A. れんこん生姜スープ

れんこんおろし+生姜薄切り+水+白だし→温めて白ごま。

 

B. さつまいも甘酒ポタージュ

蒸したさつまいも+無添加甘酒+豆乳→温めて塩少々。

 

C. 大根とはちみつの小鉢

千切り大根に塩少々→水気を絞る→はちみつ+レモンで和える。

 

冷たい生もの・深夜の糖質・刺激物はほどほど。足すより選び分けが正解。

 

 

 

 

5 夜の回復ルーティン:湯船・呼吸・スクリーンオフ

 

 

  1. 湯船10分(ぬるめ) → 出たら首肩を温タオルで保温。
  2. スクリーンオフ30分 → 照明はやわらかく、音も静かに。
  3. 寝際の呼吸6回 → 4吸→6吐×6。吐く長さを長めに。

 

6歳後にQ&A(よくあるつまずき)

 

 

Q. 三日坊主です…

A. 最小単位を3分に。合言葉は「ゼロにしない」。○を付ける快感が次を呼びます。

 

Q. ポーズが難しい/体が硬い

A. 痛む一歩手前で止めるのがヨガ。肩回し+側屈+呼吸だけでも十分。

 

Q. 食事は何から始める?

A. 迷ったられんこん/白ごま/さつまいも。1日1品でOK。

 

Q. 夜更かしが直らない

A. まずスクリーンオフ30分→慣れたら湯船10分を足す順番で。

 

Q. 便秘・下痢を繰り返す

A. “冷え”と“乾き”の可能性。白湯・スープ・ねじりをやさしく。改善しない時は専門家へ。

 

※本コラムは一般的なセルフケアの提案です。医療的判断や治療が必要な場合は、医療機関の指示を優先してください。

 

 

 

 

 

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