今回は前回の続きです。
ステルスコントロール②の2~攻撃に傷つかないために知っておきたい心の構造
◆ あなたが優しさで潰れないために──「慈悲で引く境界線」
ここまで読んでくださった方の中には、
「そうだったのか…」と破壊する人の背景に理解を寄せる方もいるかもしれません。
でも、ここでひとつ、とても大切なことをお伝えしたいのです。
理解することと、巻き込まれることは、別です。
「この人にも傷があるから」と共感しすぎて、
あなたの中の光をすり減らしていく必要はありません。
心の叫びを“知る”ことは、怒りや恐れからではなく、慈悲と尊厳から境界線を引く力になります。
慈悲で線を引くというのは、こういうことです。
「あなたに痛みがあることは理解する」
「でも、私はあなたの痛みの犠牲にはならない」
「この人は変わるかもしれない」と信じたくても、変わる“まで”一緒にいなければならないわけではないのです。
家族や会社、すぐに関係を切れない場合、すぐにに境界線を引くことで「巻き込まれない」、これを「意識」する。
壊されそうになった時、
距離を取ること、逃げること、関係を手放すこと──
その線引きこそが、共感と自己尊重を両立させる行為です。
動画でも、相手が理不尽に境界線を越えてきた時、
「自分はゲストの立場で、そんな対応は受け付けない」
「それ以上なら、帰ります」
と自分の境界を相手にはっきりさせました。
これは、意識してこそ、出来る行為なんです。
何でも相手に合わせない。それは他者に嫌われる勇気でもありますよね。
最後に・・・
「自分の光」を守るという選択
あなたが誰かに壊されてまで、そばにいる義務はありません。
誰かの怒りや皮肉の受け皿になることが、愛や優しさではありません。
あなたの尊厳は、守る権利があなたには当然あるんです。
あなたの穏やかさ、幸福、喜びは、
他人の中の痛みが原因で、打ち消されるものではないんです。
理解する。共感する。
でもそのうえで、「ここまで」と伝える勇気。
「あなたに痛みがあることは理解する」
「でも、私はあなたの痛みの犠牲にはならない」
あなたは、
この世界にとって、かけがえのない存在だということを、
どうか忘れないでください。
そして、あなた自身の痛みに、一番優しくしてあげられるのは、
他の誰でもない、“あなた自身”なんです。
本日も長くなりましたが、最後まで読んで頂き、
本当に有難うございました。
呼吸法・瞑想氣功で人生に目覚めて歩いてみませんか?
内なる目覚め、心の紐を解いてみませんか?
次回は・・・ステルス・コントロールで最も気づきにくい
【弱さで人をコントロールする人】、弱さを武器にして相手を縛るー
他者を傷つけることで心を保つ人③です。
見えない理不尽な痛み、心の混乱。
また楽しみにしてくださいね。
氣功師の有岐でした。
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