Bonjour ! アートレッスン講師のSayakaです❃
日本ではムシムシとした暑さが続いていると伺っておりますが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
個展会場のここ、La Tranche-sur-Mer salonは、海まで歩いてほんの5分。
通りには愛らしいブティックが軒を連ね、朝にはマルシェの賑わいと新鮮な香りが広がり、
バカンスを楽しむ人々の笑顔に包まれながら、穏やかで優しい時間が流れています。
おかげさまで、このたび無事に個展を開催することができました。
初日から多くの皆さまに足をお運びいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
予想を上回るご来場に驚きながらも、温かく迎えていただけた喜びを噛みしめております。
開催初日には、ささやかながらオープニングパーティーを催し、氷を用いたパフォーマンスも披露いたしました。
想像以上に関心を寄せていただき、パフォーマンス終了後には、地元フランスの方々をはじめ、多くの方々から熱心なご質問やご感想を頂戴し、対話のひとときを楽しませていただきました。
「なぜ氷なのか?」「これは一度きりの作品なの?」「時間とともに溶けるという儚さに意味があるのか?」など、
真剣な眼差しで投げかけられる言葉のひとつひとつに、表現を通して心が通じ合う瞬間の尊さを改めて感じました。
氷染めアートのはじまりについてお話しした際、とある方からとても素敵な言葉をいただきました。
それは──
「Sérendipité(セレンディピテ)」
フランス語で、
「思いがけない偶然から、幸運な発見をする力」
という意味だそうです。
探していたものとは違うものを求めている途中で、ふと心を打つような何かと出会う。
それはまったく予想していなかったけれど、確かに自分にとって必要なものだった――
そんな経験、皆さんにもあるのではないでしょうか。
私自身、氷染めとの出会いは小さなアクシデントから始まりました。
けれど、その偶然がもたらしてくれた美しさや発見は、かけがえのないものでした。
こうした“偶然”の中にある出会いや気づきを、素直に受けとめられる心でいたい。
あらためて、そう感じさせてくれる出来事でした。
会期も折り返しを迎え、一日一日を大切に噛み締めながら過ごしております。たくさんの温かなお言葉や素敵な出会いに恵まれ、充実した時間を過ごせていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
作品をお迎えくださった方々もいらっしゃり、ご縁に心より感謝しております。新たな土地で作品がどのように息づいていくのかを思うと、とても嬉しく、創作の励みになります。
現地でのリアルな空気や小さな出来事は、Instagramでもゆるやかに発信しております。もしよろしければご覧くださいね。
<Instagram>
https://www.instagram.com/sayakaasai.icedye/
個展期間中は誠に勝手ながら、レッスンをお休みさせていただいておりますが、7月後半より再開させていただく予定です。ご都合が合いましたら、ぜひご予約いただけますと幸いです。
これからもどのような出会いや出来事があるのか、楽しみにしながら、残りの会期も丁寧に過ごしてまいります。
どうぞ、皆さまお身体を大切に、穏やかな日々をお過ごしになられますように。
またレッスンでお会いできる日を心より楽しみにしていおります✳︎
最後までお読みいただき、ありがとうございました❤︎
À bientôt ! et Bonne journée.
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